チュートリアル¶
このチュートリアルでは、Wandasライブラリの基本的な使い方を5分で学べます。
インストール¶
pip install git+https://github.com/endolith/waveform-analysis.git@master
pip install wandas
基本的な使い方¶
1. ライブラリのインポート¶
import wandas as wd
2. 音声ファイルの読み込み¶
# URLからデータを取得
url = "https://github.com/kasahart/wandas/raw/main/examples/data/summer_streets1.wav"
audio = wd.read_wav(url)
print(f"サンプリングレート: {audio.sampling_rate} Hz")
print(f"チャンネル数: {audio.n_channels}")
print(f"長さ: {audio.duration} s")
サンプリングレート: 44100 Hz
チャンネル数: 2
長さ: 15.0 s
3. 信号の可視化¶
# 波形を表示
audio.describe()
4. 基本的な信号処理¶
# ローパスフィルタを適用（1kHz以下の周波数を通過）
filtered = audio.low_pass_filter(cutoff=1000)
# 結果を可視化して比較
filtered.previous.plot(title="Original")
filtered.plot(title="filtered")
次のステップ¶
ユースケース別レシピ¶
このセクションでは、Wandasライブラリのより詳細な機能や応用例を、以下のチュートリアルノートブックを通じて学ぶことができます。
- 00_setup.ipynb: セットアップと基本的な設定
- 01_io_basics.ipynb: ファイルの読み書きと基本的な操作
- 02_signal_processing_basics.ipynb:基本的な信号処理
- 03_visualization.ipynb: データの可視化
- 04_time_frequency.ipynb: 時間周波数分析
- 05_lazy_and_dask.ipynb: 遅延評価とDaskによる大規模データ処理
- 06_metadata_history.ipynb: メタデータと処理履歴の活用
- 07_batch_processing.ipynb: 複数ファイルへの一括処理
- 08_extending_api.ipynb: カスタム関数の追加とAPIの拡張
- 08_interoperability.ipynb: 他のライブラリとの連携
- 09_case_studies.ipynb: 実践的なユースケーススタディ
ヒント
各ノートブックは特定のトピックに焦点を当てています。興味のあるものから順に、または必要に応じて参照してください。Wandasの基本的な使い方については、このチュートリアルの冒頭部分も合わせてご覧ください。